嫁が買ってきたんでWJを開いてみる。
つくづく判った。暗殺教室がない今、WJに俺が読むもんはない。
船長出てくるまでスルーでいく。未読スルー。
他にも読みゃ面白ぇもんはいくつもあるんだろう。
実際、銀魂面白ぇなと思わんくもねえんだが、あの『コロコロ変わるフォント』と『細かくて長い台詞』がダメなんだ。一発で目にくるんだよ。
小さいフォントで白抜き文字なんか使われた日にゃ、本気で飛ばす。丸っと飛ばす。読めんもんはしゃあない。
日の丸相撲もなぁ、連載開始当初、多分コミックス1冊分くらいまでは読んだと思うんだが(わりと相撲好き)、どういう訳か、あんまし興味持てんかった。



そういや『テラフォーマーズ』だっけ。俺、読んでねえんだけど。
映画の断片はテレビで視てる。
なーんかこう、設定?に既視感があってな……何だろうな、どこかで似たもんを——
「あ。ギドロンと戦うミクロイドSだ」
漫画のネタも、なかなか斬新なもんってのはねえもんさ。
すでにあるもんを、手を替え品を替え。
俺的『最近の斬新』は、暗殺教室と銀の匙……くらいだ。

「読んでから物を言え」って意見もあるんだろう。
でもさ、俺、既視感ある作品とか、あんまし興味ねえのよ。
既視感のねえもん読みてぇの。
50過ぎたって何だって、新しいもんに触れてえのよ。
どっかで視たことのあるもんは要らん。
ONE PIECEだって、入賞作の読み切りは斬新で面白ぇと思った。連載になってすこしで読むのやめて、その後嫁に「とりあえず全部読め」と言われて読んだが「んー、俺にはちょっと……」になってたからなぁ。
そのあたりの理由は俺には思い出せん。
ちなみに全巻読破したが、読破したってだけであまり覚えてねえぞ。威張れねえけど。



ウチの嫁は「漫画は一応目を通してみる」ってタイプ。
俺はもう最初から選り好み。
じつは俺、とくに漫画が好きって訳じゃねえのかなぁ。
ガキの頃はさ、手元にあるもんは全部読んでたし。もちろん自分で買ったんだから読むし、妹の少女漫画も読んでた。
中学くらいからかもな、アニメに転んで漫画あんまし読まんくなったの。
高校で「これ読んだ」ってハッキリ覚えてんのは、妹が箱買いしたベルばらと、特集雑誌から入ったブラックジャックくらいなもんだ。
そうかー、中学くらいから徐々に『漫画好き』じゃなくなってたのかも。
あー、音楽ドップリだったわー。吹奏楽とオーケストラ。漫画どころじゃなかった、譜面読むのが忙しかったよ。
基本、絵柄の好き嫌いも激しいしな。
傾向はない。グロい系苦手とか、そーゆう分類じゃない。視て「いやだ」と思ったものが苦手だ。無差別。
そんなんでも、嫁に宥め賺されたり、しつこく勧められたりで読んでみたりして「ああ、意外と良いな、中身は」てのもある。だが絵はきらいだ。ダメなもんはダメだから。
「他の作家が描いてたらなー」とか、無茶考えたりする。

うむ、何でこうなったのか、漠然と判った気がする。
『多すぎる』、アニメも漫画も。多すぎて手が回らない、意識が回らない。
いちいち読んでられない。
少数の作品(キャラ)に深入りするから、まんべんなくエネルギーをかけるってことが出来ねえんだろう。
時間も気力も限りあるもんよ。
放っておいてもジワジワ増えてくるよ。弱虫ペダルとか、蒼き鋼のアルペジオとか。コウノドリとか。今になっていきなり最遊記とか。
こっちから手を出さんくても、情報が入ってくる。だからそこから選んで手に取るだけで良い。片っ端から手を伸ばさなくても良い時代になったんだ、漫画も、アニメも。

あとひとつ、理由が思い当たった。
俺、週刊誌とか、雑誌類に全然手ぇ出してなかったんだわ。だから「とりあえず読む」って感覚がねえのな。



それでもまぁ、ヲタはヲタだ。
これからも狭い範囲で、コツコツと。



『アイアムアヒーロー』を嫁にたかられた。誕プレPart2らしい。
12日が嫁休みなんで、行ってくるわ。



マニアほど深くもなく
にほんブログ村 アニメブログ ONE PIECEへ
にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害(FtM・FtX)へ
にほんブログ村