『現在われわれが抱えこんでいる問題も、人間がつくりだしたものである以上、人間がそれを解決できないはずがない。そして人間の偉大さは、彼が望めばどんなにでも偉大になれることだ。人間に運命づけられたいかなる問題も、人間存在を超えたものではありえない(ケネディさんのありがたいお言葉)』

らしいんだが、俺はひとつの疑問を抱えている。

『人がつくりだしたものなのに、何故人は宗教戦争をなくせないのか?』

人間がつくったものだから人間が変えられる、という思想への反論。
宗教のドタバタは毎年すげえ数の死傷者を出してる。
判ってても止まらん。
人は救われるために神を創りだしたはずなのに、その神によって地獄を味わう訳だ。
まったく、人間は弱くて愚かしい生き物だ。
神を創り出せるほどの能力を持ちながら、何やってんだろうねえ……。

似たようなので
『神は乗り越えられない試練を与えない』
ていうのもあるんだが。
ネットで
「みんなで助け合えば乗り越えられるんだ」
とかってご意見を拝読し。
「お前、〆切寸前のドうつ人間のつらさ、知らねえよな」
とかと、さらっと思う。
前にもどこかで書いたが、その試練が乗り越えられるレベルのものか、助力があれば乗り越えられるのか、そんなもんクソの役にも立たんレベルなのか、分類してみろと。
同じ試練でも人によって感じる重さが違うんだしな。
ある人は3人の助力があればクリアだとしても、他の奴は10万人レベルでないと無理、ってこともある。
創作屋の苦悩なぞ、1億人いても解決しねえのがデフォルトだし?
乗り越えられない試練は与えないとか、軽々しく口に出すもんじゃねえと、おぢさんは思うのだ。
乗り越える奴の足下には、乗り越えられんかった無数の屍が折り重なってるんだよ。

つまり何が言いてえかってーと
『綺麗な言葉は疑ってかかれ』
ってことですよ。
鵜呑みにするとバカをみるぜ。

ちなみに、宗教戦争に関して、俺の持論(?)は
『空爆でエルサレムを木っ端みじんに粉砕してしまえ』
これだけで宗教戦争の火種がひとつ消える。
その時エルサレムに居合わせた人間は、残念ながら平和の礎ってことで。
なにしろ被害者の数より『これから殺されるはずだった者たち』の方が多い。
人命に軽重がないのは承知だ。こればかりは綺麗事じゃ済まんわ。

『人ひとりの命は地球より重い』

や、それはさすがに無理。最低限、そこは等価交換で是非。
だってあんた、ひとり助けるのにふたり死んだらバカだろ。
そーゆうバカが許されるのは、警察・消防・自衛隊。
これだって原則は『ヤバかったら逃げろ』だから。二次災害回避。


こうして考えると、偉い人のお言葉ってのは、全然ありがたくねえこともあるんだな。
ああ、ケネディの言葉に宗教突っ込んでるが、言った本人は疑問も何も感じてねえぞ。
アメリカはキリスト教国家だから。プロテスタントがヨーロッパから逃げてきて建国したのがアメリカだから。
だから大統領の宣誓式では、左手を聖書の上に置いてる。
そんな人らが俺の妄言なぞ耳にしたらブチキレまっせー。
ニューヨークやら西海岸やらは寛容?だが、南部で妄言吐いたら、最悪命がねえから。
アーミッシュとか、不思議な人々もおるし。
だが、教会を持たないつうのは正しいことだ。あんなのは権威であって、信仰には邪魔なもんだから。


宗教団体のほとんどが、信徒数を水増ししてんのよな。信者ひとりしかいなくても世帯丸ごと信者に組み込むとか。信者の友人もカウントに入れられてるとか。
そのせいで、日本国民の人数以上の信仰者がいる。
数字みるとマジ笑うわ。他のリアクション無理。宗教団体ごとの信者数リスト、抱腹絶倒。
「や、いくら何でも下駄高杉っwwww」
てのはあるよ。
あいつら、数=力だと思ってんだよ。数さえ揃えりゃ何でも出来ると(実際そうしてるとこもある)。
だが、本来、信仰ってのは相対じゃねえはずだろ?
多数決で真理が決まる信仰なんかあるのか?
それ、おかしくねえか?
人が大勢集まらなきゃ真理じゃねえのか?
真理は『絶対』じゃなかったのか?

……とゆーのを、某宗教団体の信者に見せたら

『男性週刊誌あたりが好きそうなネタだね』

だってよ。
言い方から察するに、あしらったつもりだったらしい。
まっとうな反証が出来ねえからって、それはねえだろ。



つれづれに、思ったことを書き連ねてみた。
そのうち99が愚にも付かん雑文だったとして、それでも唯一誰かの役に立てればなー、とかと逃避する禮人なのであった。


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