『モンスター遺族』とゆー言葉を、俺は個人的に頭の中に置いてる。
この人らの頭の中には『絶対』とゆー概念がある。
『絶対事故(故意:悪意」怠慢:無気力:その他)があった』
『私たちは被害者で絶対に何も落ち度はない』
『真実が(絶対)隠蔽されている』
これが突出して顕著に表れる例が『刑事医療訴訟』だ。

パンピーの俺がいちいち訴訟を追っかけてるはずもなく。
だからどこにでも転がってるようなネタしか持ち合わせとらん。
それでもなんか書いとこうかなと思うのは、
『おまえら、駄々ってんじゃねーよ』
としか思えんケースがあるからだ。

実際んとこ、話し合って示談で済むケースは多い。これはきっと死亡例じゃねえんだろうと思う。死亡例でも和解で済むケースもあろう。
ただ、時々、遺族は「どうしても納得出来ない、完全な医療ミスじゃないか」と、記者会見とかして世間にアピールする。マスコミに取り上げてもらい、世論を味方につけようという作戦だな。
裏で糸を引くのは『正義の味方になって顔を売りたい』弁護士たち。
『たち』だ。弁護団。しかも無料。バンバンとテレビやメディアに露出して、名前も出る。宣伝費無料。おいしい話だ。
万一勝訴出来れば、さらにおいしい。笑いが止まらん。
こいつらはきっと、同一の組織に名を連ねていると思うが、まああえて名は挙げまい。
お茶碗持つ手の方面……(にや

「ひっでーなこれ、ミスとかそーゆー話か?」なんて、じつに悲惨なケースがある一方で、
まあ、こうなることもすくなくない。
ぶっちゃけ、ほんまもんの超レアケースなんだが。
これで責任問われちゃ、救急医なんか蜘蛛の子散らしたみてえに逃げる。
脱兎のごとく。
当たり前だ、こんなの、どこかが実名報道したらどうなると思う?
医者は行き場を失うよ。就職したくても先様にご迷惑がかからんかとか、気にするもんな。
インターネットが普及した現在、自分の過去を完全に消し去って生きることなどほぼ不可能だ。離島に逃げたくらいじゃ無駄。改名くらいしか手段はねえな。裁判所も事情を考慮してすんなり認めるだろう。
医籍の名義も変えなきゃな。
医籍ってのは、お医者さんの戸籍だとでも思え。厚生労働省が管理しとる。
公開されてるからネットで調べられるぞ。
100才以上の医者がゴロゴロしてる。医者が死んだらちゃんと届けよう。
ゴースト医者をなくそうキャンペーン。

雑談はともかく。
マジ有罪なら「自業自得」と思うが、無茶振りで告発されたんじゃかなわん。人生潰されかねん。

事実として、救急医かなり逃げた。医大生の救急志望も激減。救急崩壊を起こした事件である。
剖検しなきゃ原因が判らんような症例、それで裁判にかけられたら、そりゃあ医者だってやってられんよ。
(これよりも古い別件で、産科医を大脱走させた事件がある。産科希望者が激減し、産科崩壊を招いた。ex:産科医不在で対応出来なくなる医療機関が増え、異常分娩になったら救急車で2時間走ることも)
こーゆうのをね「なんでもっと産科(救急)医を増やさないんだ!」って、妄言吐いたらあかんよって。
誰が減らしたのよ。産科はめっちゃ訴訟件数多いんだよ(たしか次点で救急)。
医者だって普通の人間だよ、どこのバカがそんなヤバイ仕事につま先突っ込むってんだ?
あんたはどうだい?もし一歩間違えば無実なのに人殺し呼ばわりされる仕事、選べるか?こないだ話題にもなったが、大学には『無給医』とゆー恐ろしい立場もあるんだぞ?
それくらいなら葬儀屋に就職するよ。お客は全員これ以上死なない。

創作物ってのはすげえもんで。
救急扱ったドラマがウケたら救急志望の学生が増えたり、ドクターヘリ扱ったドラマがウケたら(医者に言わせると罰ゲーム系らしいが)手を上げる若手が出てきたり、産科医の漫画がヒットしたら産科志望者が増えたり(病理医が増えたか否かは知らん)。
エンタメってすげえよな、このパワー。
一部のマスメディアや、それに煽られた世論が壊した傷を、エンターテインメントが塞ぐんだ。
ブラック・ジャックは、今なお医師を輩出し続けている。



むやみやたらな訴訟は、世間様のためにならない。
訴えずに泣き寝入りしろと言ってるんじゃない。
『冷静になって客観的に考えろ』と言ってんだ。
「身内が殺されたのに冷静でいられるか!」って、まず入り口が間違い。
そういうの、普通は弁護士が「感情論じゃだめですよ」とたしなめる場面なんだけどねえ、悪い弁護士は「真実のために、共に戦いましょう!」になっちゃう場合もございましてな。
だから、ちょ、待て。
頭を冷やせ、『絶対』の呪縛から離れろ。
最低限、すべてを『あるかもしれない』で考えるんだ。
『絶対』とか『間違いない』は、医療訴訟において悪魔のささやきだと思え。

こういったタイプの場合、じつは『真実』なんかねえんだ。
ありっこねえんだ。
もし目の前にあっても、当事者たちには『真実に見えない』。
彼ら彼女らの中で、すでに『真実の脚本』が存在してる。
脚本通りの真実しか望んでねえから、脚本と違う内容は『真実じゃない』んだ。
『本当のことが知りたいんです』
これを繰り返し言う遺族がいたら、眉につばをつけろ。
その遺族が希求してる『真実』は、どこにも存在しねえだろう。
そこにあったとしても認識出来ねえんなら、ないのと同じだ。

『真実にはきれい事だけじゃなくイタミもある』
ポルノグラフィティがそう歌ってた。
『それはきっと光への架け橋だって気がするんだ』と。
『本当の真実』を受け入れるまで、遺族は一歩も前に進めない。
まるで地縛霊のように。

「あんたに何が判る!」
……知りたくもねえよ。
人間、ミスを犯す生き物だ。
故意犯でないなら、放棄でもねえなら、そんなん責めてもしょうがねえ。
「ごめん」つってくれたら「うん、次は注意してな」で仕舞いだ。
もしかしたら俺がどうかしてるのかもしれんが、それならそれでかまわん。
ウチは親父が献体に行ったし、俺はこれからレアケースとして大学病院に通う。
難病だと言われた時「俺なんかでも医学に貢献出来る」と思ったよ。
もしかしたら、治療法を解明する一助を担えるのかもしれない。そんな大層なことは出来ずとも、データの蓄積には寄与出来る。
たとえナノミリメートルでも、医学に貢献出来るのは本懐である。

生まれてこのかた、どれほど医学の世話になってきただろう、医療技術や機材の世話になってきただろう。それらがなけりゃ、この年になる前にどこかで死んでたと思う。
だから原則、俺は医療を疑わない(目に余る藪医者に当たらん限り)。
まず『信じる』。そこからすべてが始まる。
信じた上で「どこに問題があったのかなあ?」と話し合い、判ったらおk。
お互い得るものがあって、誰も苦しまない。
まあ、何か障害とか残っちまったら、そこは補償が必要だろうが。



割箸事件の時、俺は「やっぱりそれだけは絶対やっちゃいけねえ」という認識を新たにした。

『体になにか刺さったら絶対に抜くな』
うん、抜いちまったら負けなんですよ。

それは初見で大変重要な負傷の証拠であり、かつ、もし傷が動脈に達していた場合、抜くことによって死亡する可能性がある。
漫画でよくあるじゃん、「抜くな」っての。ナイフとか。
抜く場合は救急隊なり医師なりの指示を仰ぐこと。
それで死んだら奴らのせいだ。


『注意しろ、こいつらは人死にに慣れてるぞw』



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