ゆうべの21時過ぎ、あんまり暇だったんで嫁早上がりとか。オワタメール開いたら「メール読んだ？」。
ああいけね、俺、昼飯の時はケータイ書斎放置が多くてさ。
どうやら、馴染みの店長さんからメルが来たと。飲み仲間、つか友人？の誕生日で、本人が来るとか。
うわぁ……チーズ代払わねばだし、聞いたからにはスルー出来ねえし、金もねえのに急遽お出かけした訳だ。
店に着き、ドア開けた途端に
「ぅわあああああぁ！！禮人さんと奥さんだーーーー！！」
と、すげー大声で狂喜乱舞。チェア飛び降りて猛烈な勢いで突進して来て全力ハグ。
……完璧にデキ上がっていた……。
見事に、完膚なきまでに、100億パーセントの酔っ払い。
引っ越して一人暮らしになってることを15回くらい聞かされた。酔っ払いのお約束パターン。
店長曰く「たしかにかなり飲んではいたけど、ふたりの顔見た途端に崩壊した」らしい。
完全な酔っ払いの隣に座り、相手すること小一時間。先様は明日も仕事だとようやく帰宅。
1時間半以上相手してたような疲労感がどっと。
良い友人だとも。それは事実。しかし、あれだけデキ上がっちまうと親兄弟でも手こずるってもんだ。
ビール飲んでたんだが、俺だけワインに乗り換え。
これ飲んだら帰ろうとか嫁が言ってて、うーん……どーしよっかな、とか思いつつ中座。
戻って来たら、席ふたつ置いてワイン飲んでた金髪のお姉さんがスマホかけたり切ったり。
店長、「送信ボタン押してもダメなの？」
俺は普段超人見知りなんだが、パソコン方面で非常に困ってる風だったんで、首突っ込んだ。
判らなかったら「すいません、ちょっと判んないすね」で済む。
「パソコンの話？」
「うん、彼女の娘さんが奨学金の手続きしなきゃならないんだけど、書くとこ全部書いて送ろうとすると、何だか送れませんでしたって出て、何度やっても戻されるんだって」
「ブラウザのヴァージョンとかじゃね？ものによってはGoogle Cromeでなきゃダメとか、最新Ver.じゃないとダメとか、そーゆうこともあるよ」
店長、「俺ちょっとそういうの判らないわ」。
過去に1度だけ見かけたことがあるってだけのお姉さんに提案。
「ちょっと原因をゆっくり調べてみたらどうかすら？」
「あした？きょうが期限なの。学校の方はまだすこし待ってくれるけど、奨学金もらえないと学校続けられない」
……来ました、土壇場駆け込み。原因探る暇もねえってか。
「あの、トップページ、一番最初のページにメールアドレスとか電話番号ないすかね？何かしら連絡先あると思うんすけど」
とか言ってたら、いきなり通話状態のスマホを渡された。お名前も存じ上げない方の面識すらないお嬢様と突然お話をしろと。
この俺に。
でも事態が事態だったんで、おぢさん冷静。
で、事情聞いたら、本人はスマホしか持っておらず、パソコンから申請してるのは友人だと判明。
無理。それ無理。超無理。
プロのサポセンだって、ユーザーと直対でアドバイスするよな？
間に入ってる当事者は母娘、どっちもまーったくパソコン知らん。俺は通りすがりのド素人。
そんな状態で、俺にどーしろと……？ ( ；∀；)
「えーと、とりあえず、ブラウザ……インターネットを見るアプリが、多分インターネット・エクスプローラでないかと思われるんですが、それのバージョンが最新かどうか確認して下さい。で、もしかすると、違うアプリがお勧めになってるかもしれないので……Google Chromeとか、それを確認して下さい。推奨でない環境だと、ボタン押しても受け付けない可能性があるんで」
通じてんのかどうか不明。そらそうだ、相手はスマホしか持ってなくて、人様に奨学金の手続き頼んでるんだから。
何故自分の命運を握る大事な作業を人に任せるかね……。しかも背水の陣。時間という敵はじわじわ迫って来ているぞ。
こっちとしては、ゆっくりと、聞き取れるように、思いついた範囲を話すのが限界。
スマホを金髪の美人ママに返し、ふと一息。
「……busyてこともあるか……」
そんなのは20年も経験してねえ死語だが。
「何それ？」と、スマホしか使わん店長。
「アクセスが集中、つまり大勢がいっせいに送信しようとして、サーバが処理追いつかなくなる。そうするとオーダー突っ返されるよ。最悪サーバ落ちるし」
落ちたらerror404出るから、戻されるこたぁない。落ちてはいないな。
嫁、「それじゃないの？だって申請期限がきょうなんでしょ、可能性あるよ」
鯖が脆弱ならな。あるいは申請者が年々増えてんのに鯖強化してねえとか。
ママ、身を乗り出して来て「それ、何』
「みんなが一気に申請しようとすると、混んで待たされることもあるんだ」
俺、ママ、お嬢さん、申請代行。素人サポセンはここが限界。
金髪ママ、問題が解決するかどうかはべつとして、意味不明でわややんだった状態に突如若干でも情報が入ったもんだから、そりゃあもう大喜びでワインの椀飯振舞い。
ええ、ひとりで飲む分には1本とか酒量判明してっけど、シェアしたら飲酒量不明になるじゃん？
多分、結構飲んだと思う。
で、帰路、ばーちゃんのお使いついでに勢いで買ったアルパカのピノ・ノワール（飲み屋街なんでコンビニも酒のラインナップが特殊）をグラスに軽く1杯。
嫁が甜茶飲まなきゃならんから、待つ間に。
にしても、俺は多めに飲むと台所に立ちたがるね。洋梨1個剥いて、焼きそば作った。
炭水化物万歳。
でも酔って刃物は危ねえから、よいこのみんなは真似しないように。
で、寝た。超疲れた。いやもうマジで。すっげー楽しかったが、同量疲れた。
いっぺんやってみ。泥酔したお嬢ちゃんの相手を1時間強、一息ついたら3段サポセン。間ふたりは知識ゼロ。
楽しいぞ。死ぬぞマジ。
参ったなー、18日はがん検診だってのに。エコーやるんだから、あんまし肝臓いじめたくなかったんだが——って、毎日いじめ放題なんだから、付け焼き刃は無理だなw
さーて、今晩からはどーゆう晩酌計画立てるかな。予定外の出費、本気で赤字だぞ。
嫁の給料日は今日。俺の年金は来月まで入らん。次の給料日までは超緊縮。発泡酒が350ml1本になるか、麦焼酎のお湯割オンリーになるか。
……倒れそう。
今、手元にすこしだけ手をつけた赤ワイン1本。発泡酒は飲み過ぎねえように毎日1本、500mlを嫁が買ってくる。麦焼酎の中型パック、半分弱残ってっかな？
とりあえずワインが残ってるうちは、発泡酒350mlを1本、ワイン軽く1杯、からーの焼酎お湯割り？
ワインなくなったら発泡酒350mlと焼酎お湯割り？
いっそ酒をやめろよって意見は却下する。晩酌は嫁の大事な楽しみなんだ。
ビールや発泡酒のアルコール度は約5パー。ワインは13〜15パー。うちにある焼酎は25パー。
純粋にアルコールを摂取するってことでは、発泡酒が低い（肝臓に優しい）。
ワインは日本酒レベル。グラスに軽く（100mlまでいかない）なら日本酒半合以下。発泡酒と変わらんな。問題は焼酎だな。昔みてえに計量スプーンで測るか？
マジで一時期やってたんだよ、肝臓切って人様の4割程度しかなかった頃。
あ。祝・10周年。
すげー、10年経つのかー。あと半年。
あのゲージ振り切り軽躁から（そこか）。
これまでの人生で最高にして最長。超ハイテンションが4か月。
反動もひどかったけど。でなきゃ精神科なんか行かんかったろう。
そうか、P科も来年半ばで10年になるのか。
ひと昔、だな。
年頭、黒毛和牛のすき焼き食ったが、肉が半分残ってる。今夜はすき焼きだそうだ。
俺の節酒計画は、すくなくとも今晩は吹っ飛んだ。
あすから本気出す。
本当は怠いし、床に毛布敷いて2時間寝たし、うたた寝もあるし、調子は良くねえのだが、昨夜のお祭り騒ぎだけは書き残さねばと思い、5時間かけて書いた。
褒めてくれ。
ジェットコースター飲み会ですた
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ああいけね、俺、昼飯の時はケータイ書斎放置が多くてさ。
どうやら、馴染みの店長さんからメルが来たと。飲み仲間、つか友人？の誕生日で、本人が来るとか。
うわぁ……チーズ代払わねばだし、聞いたからにはスルー出来ねえし、金もねえのに急遽お出かけした訳だ。
店に着き、ドア開けた途端に
「ぅわあああああぁ！！禮人さんと奥さんだーーーー！！」
と、すげー大声で狂喜乱舞。チェア飛び降りて猛烈な勢いで突進して来て全力ハグ。
……完璧にデキ上がっていた……。
見事に、完膚なきまでに、100億パーセントの酔っ払い。
引っ越して一人暮らしになってることを15回くらい聞かされた。酔っ払いのお約束パターン。
店長曰く「たしかにかなり飲んではいたけど、ふたりの顔見た途端に崩壊した」らしい。
完全な酔っ払いの隣に座り、相手すること小一時間。先様は明日も仕事だとようやく帰宅。
1時間半以上相手してたような疲労感がどっと。
良い友人だとも。それは事実。しかし、あれだけデキ上がっちまうと親兄弟でも手こずるってもんだ。
ビール飲んでたんだが、俺だけワインに乗り換え。
これ飲んだら帰ろうとか嫁が言ってて、うーん……どーしよっかな、とか思いつつ中座。
戻って来たら、席ふたつ置いてワイン飲んでた金髪のお姉さんがスマホかけたり切ったり。
店長、「送信ボタン押してもダメなの？」
俺は普段超人見知りなんだが、パソコン方面で非常に困ってる風だったんで、首突っ込んだ。
判らなかったら「すいません、ちょっと判んないすね」で済む。
「パソコンの話？」
「うん、彼女の娘さんが奨学金の手続きしなきゃならないんだけど、書くとこ全部書いて送ろうとすると、何だか送れませんでしたって出て、何度やっても戻されるんだって」
「ブラウザのヴァージョンとかじゃね？ものによってはGoogle Cromeでなきゃダメとか、最新Ver.じゃないとダメとか、そーゆうこともあるよ」
店長、「俺ちょっとそういうの判らないわ」。
過去に1度だけ見かけたことがあるってだけのお姉さんに提案。
「ちょっと原因をゆっくり調べてみたらどうかすら？」
「あした？きょうが期限なの。学校の方はまだすこし待ってくれるけど、奨学金もらえないと学校続けられない」
……来ました、土壇場駆け込み。原因探る暇もねえってか。
「あの、トップページ、一番最初のページにメールアドレスとか電話番号ないすかね？何かしら連絡先あると思うんすけど」
とか言ってたら、いきなり通話状態のスマホを渡された。お名前も存じ上げない方の面識すらないお嬢様と突然お話をしろと。
この俺に。
でも事態が事態だったんで、おぢさん冷静。
で、事情聞いたら、本人はスマホしか持っておらず、パソコンから申請してるのは友人だと判明。
無理。それ無理。超無理。
プロのサポセンだって、ユーザーと直対でアドバイスするよな？
間に入ってる当事者は母娘、どっちもまーったくパソコン知らん。俺は通りすがりのド素人。
そんな状態で、俺にどーしろと……？ ( ；∀；)
「えーと、とりあえず、ブラウザ……インターネットを見るアプリが、多分インターネット・エクスプローラでないかと思われるんですが、それのバージョンが最新かどうか確認して下さい。で、もしかすると、違うアプリがお勧めになってるかもしれないので……Google Chromeとか、それを確認して下さい。推奨でない環境だと、ボタン押しても受け付けない可能性があるんで」
通じてんのかどうか不明。そらそうだ、相手はスマホしか持ってなくて、人様に奨学金の手続き頼んでるんだから。
何故自分の命運を握る大事な作業を人に任せるかね……。しかも背水の陣。時間という敵はじわじわ迫って来ているぞ。
こっちとしては、ゆっくりと、聞き取れるように、思いついた範囲を話すのが限界。
スマホを金髪の美人ママに返し、ふと一息。
「……busyてこともあるか……」
そんなのは20年も経験してねえ死語だが。
「何それ？」と、スマホしか使わん店長。
「アクセスが集中、つまり大勢がいっせいに送信しようとして、サーバが処理追いつかなくなる。そうするとオーダー突っ返されるよ。最悪サーバ落ちるし」
落ちたらerror404出るから、戻されるこたぁない。落ちてはいないな。
嫁、「それじゃないの？だって申請期限がきょうなんでしょ、可能性あるよ」
鯖が脆弱ならな。あるいは申請者が年々増えてんのに鯖強化してねえとか。
ママ、身を乗り出して来て「それ、何』
「みんなが一気に申請しようとすると、混んで待たされることもあるんだ」
俺、ママ、お嬢さん、申請代行。素人サポセンはここが限界。
金髪ママ、問題が解決するかどうかはべつとして、意味不明でわややんだった状態に突如若干でも情報が入ったもんだから、そりゃあもう大喜びでワインの椀飯振舞い。
ええ、ひとりで飲む分には1本とか酒量判明してっけど、シェアしたら飲酒量不明になるじゃん？
多分、結構飲んだと思う。
で、帰路、ばーちゃんのお使いついでに勢いで買ったアルパカのピノ・ノワール（飲み屋街なんでコンビニも酒のラインナップが特殊）をグラスに軽く1杯。
嫁が甜茶飲まなきゃならんから、待つ間に。
にしても、俺は多めに飲むと台所に立ちたがるね。洋梨1個剥いて、焼きそば作った。
炭水化物万歳。
でも酔って刃物は危ねえから、よいこのみんなは真似しないように。
で、寝た。超疲れた。いやもうマジで。すっげー楽しかったが、同量疲れた。
いっぺんやってみ。泥酔したお嬢ちゃんの相手を1時間強、一息ついたら3段サポセン。間ふたりは知識ゼロ。
楽しいぞ。死ぬぞマジ。
参ったなー、18日はがん検診だってのに。エコーやるんだから、あんまし肝臓いじめたくなかったんだが——って、毎日いじめ放題なんだから、付け焼き刃は無理だなw
さーて、今晩からはどーゆう晩酌計画立てるかな。予定外の出費、本気で赤字だぞ。
嫁の給料日は今日。俺の年金は来月まで入らん。次の給料日までは超緊縮。発泡酒が350ml1本になるか、麦焼酎のお湯割オンリーになるか。
……倒れそう。
今、手元にすこしだけ手をつけた赤ワイン1本。発泡酒は飲み過ぎねえように毎日1本、500mlを嫁が買ってくる。麦焼酎の中型パック、半分弱残ってっかな？
とりあえずワインが残ってるうちは、発泡酒350mlを1本、ワイン軽く1杯、からーの焼酎お湯割り？
ワインなくなったら発泡酒350mlと焼酎お湯割り？
いっそ酒をやめろよって意見は却下する。晩酌は嫁の大事な楽しみなんだ。
ビールや発泡酒のアルコール度は約5パー。ワインは13〜15パー。うちにある焼酎は25パー。
純粋にアルコールを摂取するってことでは、発泡酒が低い（肝臓に優しい）。
ワインは日本酒レベル。グラスに軽く（100mlまでいかない）なら日本酒半合以下。発泡酒と変わらんな。問題は焼酎だな。昔みてえに計量スプーンで測るか？
マジで一時期やってたんだよ、肝臓切って人様の4割程度しかなかった頃。
あ。祝・10周年。
すげー、10年経つのかー。あと半年。
あのゲージ振り切り軽躁から（そこか）。
これまでの人生で最高にして最長。超ハイテンションが4か月。
反動もひどかったけど。でなきゃ精神科なんか行かんかったろう。
そうか、P科も来年半ばで10年になるのか。
ひと昔、だな。
年頭、黒毛和牛のすき焼き食ったが、肉が半分残ってる。今夜はすき焼きだそうだ。
俺の節酒計画は、すくなくとも今晩は吹っ飛んだ。
あすから本気出す。
本当は怠いし、床に毛布敷いて2時間寝たし、うたた寝もあるし、調子は良くねえのだが、昨夜のお祭り騒ぎだけは書き残さねばと思い、5時間かけて書いた。
褒めてくれ。
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