新春を寿ぎ謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本年も昨年と変わらぬお引き立てをお願いいたします。

挨拶、以上。



ゆうべは結局、ばーちゃんが自発的に紅白を選択したんで、それでGO。
まあ正直なとこ、特別面白くはねえわな、毎年のことだが。
ただ、今年は収穫があった。
郷ひろみは衰え知らずだなー、東紀之方面の人だな。
バックの高校生ダンサーも良かったし、ゴージャスで楽しかった。
まぁ、チマチマとした収穫はなくもなかったが、ブッちぎり最大の収穫?は

 禮人さんが欅坂46に興味を持たれたようです

おい、俺。何言ってやがる。56才まで1か月と3週間くらいになった老人が妄言。
や、マジでちょっと好きかも。
ただしCD買う気はミジンコほどもない。歌って、詩がついたBGMのことだろ?
画とセットでなきゃ要らんよ。
やー、まさか退屈な紅白にこんなもんが転がっていたとわ。まだまだ侮れん紅白。
余談だが、セカオワ出てきて180度そっぽ。おそらくメンバー変更でもない限り一生見られん。
ピエロ恐怖症なんだ、俺。
もしかすると、その延長線上にミッキーマ●ス嫌悪があるのかもしれん。

行く年来る年で嫁と向き合って新年の挨拶。毎年必ずやる。
で、書斎に入って、俺は満腹やら飲んだやらで椅子から動けず寝落ち。
嫁も付き合って?数回寝落ち。2階に上がったのは3時半すぎ。
CDTVで運よく金爆視られた。
正月からローションの海泳いでパンツ一丁になってる奴ら。俺は大好きだ。



そして毎年のことだが、当家には2つの雑煮の鍋がある。
ひとつはばーちゃんが作ったの。
もうひとつは、言わずと知れた嫁。
実子としては、ばーちゃんのも食うべきだと判っちゃいるんだが……うちのばーちゃん、料理得意じゃねえんだよ。
最大の理由は戦前生まれで思春期が戦中、当時にしては珍しく、親は離婚で親父不在の4人兄弟。婆様はヤミ米担いで生計を立て、家事全般は10才程度のばーちゃんが全部負わされた。が、婆様はいない。
つまり『何も教わってない』。
何たって米を水に浸してから研ぐからな。何度も順番違うと言ったんだが、変えねえの。
当然、脆くなった米は割れて、炊くとベタベタ。
エビがずっと大嫌いだったんだが、上京してから、ひょんなことから理由判明。
ばーちゃん、背ワタの処理、というのを知りませんでした。そりゃあ臭くて食えねえよ。
一から十までこんな感じの上に、うちの親父は味覚がイカレてた。とにかく何でもかんでも猛烈に味が濃い。しかも甘いの大好き。
……なんて野郎のかみさんやってたらね、そりゃあ料理上手になるわきゃねえよ。
対して嫁。同居した時は笑えるほど何も出来ませんでしたww
何たって『悪戦苦闘して味噌汁を作り、それから米を研ぐ』という超絶技をかましてくれた。
「や、順番逆だし」
そんな嫁は長年様々に研鑽を重ね、今はもう俺なんかより全然上。

さあ、キミはどっちの雑煮を選ぶかなっ?

後者に決まってんだろ。

おふくろの味と世間ではいうが、俺がばーちゃんの雑煮を食ってたのは20才程度までで、それ以降は現在に至るまで嫁の雑煮を食ってきた訳ですよ。
ほぼダブルスコアだよ。嫁がばーちゃんを倍引き離してるんだ。
たとえ『おふくろの味』が懐かしいものであったとしても、それだけの理由じゃ食指は伸びねえよ。
毎年この時期になると、若干気鬱になる。
自分しか食わんだろうと判ってんだろうに、ばーちゃんは片手鍋いっぱいに雑煮の汁作るからさ……。
ちなみに、ばーちゃんは味噌汁作るときもグラグラ煮立ててます。嫁がこっそり修正してます。



正月早々親不孝な輩、禮人。
まぁ年中無休の親不孝な訳だが。



一応、ブログの方も年中無休の方向で。
書いてねえとアウトな人間だし、日々のはりあいでもある。
きょうからまたコツコツ、1年365日更新する予定なんで、気が向いたら読んでやって。
ロクなこと書いてねえけど。




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